2025/02 生徒さん新規募集見込みのお知らせ
4年ぶりに一般枠(定期試験前など時間帯優先あり)での生徒さんの新規募集を行える見込みです。
体験指導
家庭教師は、ご家庭の方針との相性、生徒さん本人の相性など、「お会いしてみないとわからない」ことが多いのが特徴です。
当職は、無料での体験指導(90分程度)を受けていただいてから、その後の指導を継続するかをご家庭さまに決めていただく方法をとっております。(どうしても予定や方針が合わず、当職からご辞退申し上げたのは20年以上のキャリアの中でおよそ3%だけです。)
体験指導の申し込みは、こちらからお問い合わせください。
募集概要(2025/2)
・募集定員(1名~2名)
・小学校1年生~高校2年生まで(高校3年生以上は要相談)を予定しています。
・週2回指導を基本とした長期指導(2年以上見込み)
・塾の併用は可能ですが、過去の生徒さんの多くは塾なし(模擬試験程度)で中学受験御三家・大学受験では東大他上位校へ合格しています。
・指導エリア 東京都内、外環道内側圏内程度まで。それより遠方は要相談。
指導料金
・7,500円/h~ ×2時間=15,000円/回(+税)~+移動交通費実費のご負担をお願いしております。
・上記料金は標準的な指導スタイルでの目安程度(週2回指導、レギュラー時間帯)のものです。指導期間・時間帯・月間指導回数などでお値引きし、ご家庭さまの負担軽減に努めております。(実際には上記より1~2割程度お値引きさせていただくこともあります。詳細はお問い合わせくださいませ。)
・エリアにより移動交通費実費が変わります。
・通常指導時間帯(レギュラー時間帯・部活応援時間帯)以外の指導や、指導回数が少ない場合(週1回指導などの場合)は上記を上回る料金になることもあります。およその目安はシュミレーターをご利用ください。
・ご不明点は問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
一般枠について(優先指導)
・定期・長期指導ですので、可能な限り予定調整いたします。
・定期試験前などの回数増にも対応します。
教材など
・基本的に教材は学校や塾の進度に合わせ、私がオリジナルの補助教材を作成し、それを利用します。
・一部市販教材を利用する場合(中学受験では予習シリーズ、中学高校では体系数学・チャート式数学・学校別過去問など)にはご負担をお願いすることはありますが、オリジナル教材の作成費などの教材費は頂戴しておりません。
「詳細がわからないのですが…」
「詳細を教えて下さい」とのお問い合わせをいただくことも多いでが、私の指導は【すべてオーダーメイド】です。そのため、
・ページ記載のものはあくまで参考例です。
・生徒さんの個人情報にあたる合格実績や成績などは、公開しておりません。
・お問い合わせいただき、ご訪問させていただく際には過去のデータなど可能な限り開示いたします。
お問い合わせはこちらから
お問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
ご家庭様の状況に応じ、現状把握から課題の洗い出し、短期計画、長期計画などご提案申し上げます。
(2025/1/30更新)
家庭教師あれこれ(書き散らかしです笑)
「**を教えてほしい」「**してほしい」
・例)高校生で「数学が苦手だから大学受験向けの高校数学を…」などのご相談をいただく
→その原因を探ると、「九九や3~4桁の四則演算での計算ミスが散発しているため、数行にわたる計算に持ちこたえる基礎計算力がない」。根本治療が必要だった、というのはよくあります。
・例)「英語が苦手で…」
→英文を日本語訳した文章を読んで意味が分からなければ英語が「読める」はずがありません。えいごが苦手な原因は日本語的な語彙力・思考力だった、というのもよくあります。
「家庭教師」は、生徒さんの「人生の学び」をリードするものだと考えます。
そのほか、例を挙げればきりがありませんが、【対症療法】は受験直前の差し迫った時期でのご依頼以外では行いません。長期指導を前提に、【根本治療】を行います。
イメージしにくいものですが、医療とパラレルに考えてください。
例 算数の点数が悪い
- 「苦手」「できない」「間違える」というのは「症状」です。医学では、症状の原因を特定するために検査を行いますが、小学生~高校生の勉強では「テスト」が「検査」にあたります。
検査結果に問題があるなら、その「分析」を行います。医学でいう「検査結果の分析」「画像診断」がこれにあたります。私はテスト設計・分析の専門家でもありますので、全科目お任せください。 - 分析し、何か特定の原因があり、そこをピンポイントで治療すべき「病気」なのか、「生活習慣病」のような「癖」に由来するものであって「体質改善」=「勉強の『癖』の改善」なのかを診断します。
- 診断に基づき、治療計画=これからの勉強方針(短期・中期・長期)の策定と、「なすべきこと」「改善すべきこと」「そのままでよいこと」の峻別を行います。
- 「なすべきこと」を具体的な作業・タスクに分解し、それは何のためにやるのか、どのようにやるのか、いつまでにやるのか、目標はどこかを明確にします。医療でいう「薬の処方」に当たると思います。
- 「改善すべきこと」がある場合、それを具体的な作業・トレーニングに分解します。生活習慣病で「運動しましょう」というときの運動のメニューと内容、程度などをとことん具体化するものと考えてください。「勉強しなさい」「集中しなさい」と言ってもできるようにはなりません。「集中する」ことができるようになるためのトレーニングを具体的な作業として提供し、指示します。理学療法のようなイメージです。
- 上記のサイクルを繰り返し、本質的に「学び」ができるようになれば「点数が悪い」「苦手」という「症状」はなくなっていきます。
- 上記のサイクルを1~2年程度続けると、生徒自身で「何を」「いつ」「どのように」すればよいのか、「わかること」「わからないから先生に聞くこと」が判別できるようになっていきます。同時に、私の指導も、「この先にはこういうハードルがある」ことを全科目・全範囲を俯瞰して、それをハードルと感じずにクリアしていけるように「予防する」、予防医学のような方向にシフトしていきます。
これが「学び」をリードする「勉強だけじゃない、生き方・考え方」までリードしていくのが家庭教師の職分であると心得ております。
例 勉強していない
…私がそうでした。机に向かってする勉強は長時間すればよいものではありません。机に向かう勉強以外に、外に出て「経験し」「感じ」「考える」ことも勉強です。特に小学生~中学生の間は、できるだけ多くの「感じること」を体得することが重要だと考えます。
- 「勉強していない」なら「勉強」を「作業」「タスク」に分解します。
- 「作業」「タスク」をやらない・できないなら、なぜそれができないのかを一緒に考えます。
- スマホ依存やゲーム依存ならば、その「依存」を治療せずに作業やタスクを増やしても、そもそもその作業やタスクができるようにはなりません。勉強しないのは「ほかに何かやっている」からです。
- 多くは、「勉強」を「作業」「タスク」に分解できていない結果、「何を」「どの程度」「いつまでに」やらなければならないかわかっていません。
- 頭ではなんとなくわかっているつもりでも、具体的に理解していないため【To Do List】が作れていない状態で、勉強より明確に作業・タスクがあるゲームなどが【To Do List】の上位に来てしまっています。
この物事の優先度をつける、価値判断を行う練習をリードし、導くのも家庭教師の職分です。
スマホ依存・ゲーム依存
スマートフォンは確かに便利ですが、あくまで通信のデバイスでしかありません。スマホを使って、何かの価値を「自ら創り出す」ことはできません。それはつまり、スマホは「自分の時間・お金を消費するためのモノ」でしかないことを意味します。
スマホゲームで毎日ログインボーナスをもらって、プレイして…で得られるものは何ですか?少しの多幸感(いわゆる依存のもとになる麻薬的な射幸心を充足する)ものでしかないでしょう。タブレットにしても同様です。
据付ゲーム機で、ようやく「手先の操作」「システム全体を俯瞰した攻略思考」の訓練ができるようになるくらいでしょうか。
つまり、スマホは「便利だから使いこなしてなんぼ」のものであって、「スマホに時間を使う」のは、時間という価値・お金を払い続けているのと同じことです。
気分転換程度、友達との会話についていく程度のためのものまで制限する必要はないとおもいます。しかし、それ以上になっている場合には、「生徒自ら『それをすることによって得られるメリット・デメリット』をプレゼンし、それが妥当なものになる」のでなければ、ご家庭の強制によって制限しなければならないものです。
「ゲームをしたければその必要性と妥当性をプレゼンしなさい。そのプレゼンの評価は、社会一般の経済合理的な価値基準に基づいて判断する」「判断の結果、プレゼンが不十分だった場合は、その提案は却下する」ものでなければなりません。
スマホ・ゲームの原則と例外
原則と例外でいえば、
スマホは通信手段としてのみ許容。パソコンは、クリエイティブ作業のためのツールとしてのみ許容
が原則であって、それ以外は【禁止】です。禁止事項に当たるものが正当なものであるとするためには、禁止事項が例外として認められるべきであることを主張する側が根拠・証拠をもって証明しなければならない、立証責任を有するのが社会の道理です。
つまり、生徒自身が、「今、スマホを使う・ゲームをする」ことによって得られる「メリット・デメリット」「将来価値・投資価値・逸失利益・リスク・ベネフィット」を明確に、ビジネス形式でプレゼンして、それが認められて、初めて「例外が供用される」ようになるものです。
それができる生徒はどんどんやればよいと思います。実際、eスポーツで全国大会出場するようになるまでゲームをやりこんだ生徒もいました。それでも、その生徒は、やるべき「勉強」は「勉強」としてしっかりできるようになった上でeスポーツをしていました。
スマホ・ゲーム依存は早期治療が必須です!!
このメリハリを小学校高学年以上になってから身に着けるのは難しいです。特に「依存」状態になっている場合は、相当な家庭内の軋轢と混乱が生じることもあります。それをそのままにするのか、改善するのかはご家庭の判断だと思います。改善する場合の「強制力」を有するのもご家庭です。
「勉強しなさい」という言葉ではなく、「このプリント(作業)が終わったら好きなことをしてよい」というところからスタートすることになりますし、相当なストレスが生じる例が多いのは経験則として記しておきます。
スマホ依存・ゲーム依存からの脱却は、小学校高学年以上の場合は、他の専門機関(医学的治療など)も同時に進める必要があることも多いです。また、ご家庭での「強制」が必要になることがほとんどです。このことは、あらかじめご認識いただきたく思います。
勉強・学び・子どもの「成長」に関するご相談、お気軽に!
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ご家庭様の状況に応じ、現状把握から課題の洗い出し、短期計画、長期計画などご提案申し上げます。