新しいことを始めてみたものの3日坊主。結局挫折してしまった。という経験はありませんか?
3日坊主で終わってしまうにつれて、「継続できないのは自分の意思が弱いから。」「自分はなにをやってもうまくいかないんだ。」と思ってしまう人もいるはず。
ですが、実は継続ができないのは意思が弱いからではありません。環境のせいなんです。
継続し成功を収める人たちの多くが、シンプルライフを取り入れています。
今日は、継続を成功させるためのシンプルライフについてお伝えします。
【記事の内容】
- 継続できない人の特徴
- 継続にシンプルライフが有効な理由
- シンプルライフの始め方
【関連!おすすめ記事!】
シンプリストとは?毎日が充実するシンプルな暮らしのメリットとなり方
■継続できない人の特徴

ダイエットのために筋トレやランニングに挑戦してみた。早起きして朝活しようとしてみた。資格の勉強を始めた。副業始めてみた。
始めたものの、続けられずに挫折。「じゃあなんだったら継続ができるんだ!」という感じですよね。
耳の痛い話ですが、継続できない人はなにをしても続けることができません。
継続しにくい特徴があるからです。
この章では、継続できない人の特徴についてお伝えします。
◎意思の力に頼りすぎ
継続できない人の最も大きな特徴は”意思の力に頼りすぎなこと”です。
「明日から早起きする!絶対に!」とか、「毎日筋トレして夏までに痩せる!今年の夏は俺のものだ!」と意気込んで取り組む人ばかり。
そういう人に、「本当にできるの?」と聞いてみると「できるよ!本気だもん!」って本気度をアピールされます。
「いやいや、今までも本気だったんじゃないの?それでもできなかったんでしょ?」と思ってしまいます。
意思の力に頼りすぎていて肝心の具体的な方法がないんです。
ビジネスでもスポーツでも勉強でも、目標を達成するために重要なのは行動。
にもかかわらず「気合と根性だ!」といってもうまくいくわけがありませんよね。
◎環境が整っていない
意思の力に頼りすぎということと同様に、環境が整っていない人は継続することができません。
子供の頃のことを思い出してください。
宿題をやろう!と思っても、机の上や部屋中に漫画やゲームがあって勉強が手につかないなんてことありませんでしたか?
逆に、自習室など勉強するしかないという空間の方が捗りましたよね。
継続も同じです。
やりたいこと以外のもので溢れている空間ですと、ついつい誘惑に負けてしまいます。
◎仕組み化ができていない
意思の力に頼り、環境を整えていない人たちは、十中八九”仕組み化”ができていないという特徴があります。
早起きするためにアラーム5個セットしたよ!筋トレするためにジムに入会した!と行動を開始したはいいものの、単発で終わってしまって3日坊主になる人たちです。
アラームを数多くセットしても全部止めて寝れば問題ありません。時間をバラバラにしても徐々にめんどくさくなり止めようとするはず。
筋トレも、最初のうちは通っているかもしれませんが、だんだんといくのが億劫になってきます。
当たり前のように行動しないと継続ってできないのです。となると、何か一つ行動を起こしたくらいでは失敗してしまうのがオチです。
【関連!おすすめ記事!】
ランニングを継続させる方法9選!だれでもムリなく習慣化が可能に!
ランニングを継続させる方法9選!だれでもムリなく習慣化が可能に!
こうした、継続ができない人の特徴は、性格の差などはあれど、誰にでもあります。
逆にいうと、この特徴を回避する工夫をすることで、誰でも継続が可能になるのです。
■継続にシンプルライフが有効な理由

お話しした継続できない人の特徴を回避するためにも有効なのが”シンプルライフ”です。
◎シンプルライフとは
シンプルライフとは、簡単、質素、単純という意味を持つシンプルという言葉を語源とした言葉。
大量消費時代においてたくさんのモノを持つ人がいる一方で、モノの数には関係なく、暮らしの要素を単純化した生活のこと。
言い換えると、余計なものをやしがらみにとらわれずやりたいことをやるライフスタイルにしようよ!という生き方なんです。
ちなみに、シンプルライフを送る人たちのことをシンプリスト。さらに必要最小限のものの数で生活をしようとする人たちのことをミニマリストって言ったりします。
◎シンプルライフを送ると、やりたいことに集中できる。
なぜシンプルライフが継続に有効なのかというと、挑戦しようと思っていることに集中できるから。
筋トレをしようと決めたのに、ついついテレビをみてしまったり、勉強をしようと思っていたのについスマホを触ってしまった経験はありませんか?
モノがあることによって誘惑されてやりたいことができなくなってしまいます。
また、モノ以外にも人付き合いなども継続の妨げに。
わかりやすい例で言うと、いきたくもない飲み会に参加をして、やりたいことをする時間がなくなってしまう。なんてこともありますよね。
こうした妨げとなるモノや人付き合いを見直し、自分が本来やりたいことに集中することで、継続がしやすくなるのです。
僕の場合、副業に挑戦をしたかったので、そこまで好きではないけど、ついやってしまうゲーム機を手放しました。
他にも、筋トレをしたいと思い、マットを敷くスペースが作れるようラグを手放すなんてこともやりました。
◎「全部手放せ」といわけではない
「シンプルライフを実践してやりたいことに集中しよう!」というと、「いろんなモノを手放して貧しい生活になりそう。」とか、「人間関係が希薄になってしまいそう。」と思う人もいるかもしれません。
ですが、シンプルライフの根底にあるのは、不要なモノや付き合いを減らしてやりたいことに時間を当てるというもの。
筋トレをするために漫画やテレビを手放さないとダメ。と言うことではありません。
ただ、「特に好きな番組でもないんだったらテレビをつけずにやりたいと思っている筋トレをしたら?」という考えです。
人付き合いも同じ。会いたい人や楽しい約束はどんどんいっちゃってください。
ですが、誘われるままに飲み会に参加して夜の3時間を消費するくらいだったら断ってやりたいことをやった方がいいのではないでしょうか。
■シンプルライフの始め方

◎どんな生活をしたいかを考える
まず、自分がどんな生活を送りたいのかを考えましょう。
僕の場合、かっこいいと言われる30代になりたいというのが最初の動機。
そのために筋トレをして体を引き締めたり、副業をして経済的な余裕を持つ生活を送りたいと考えました。
なので、筋トレや副業の時間を確保したんです。
他にも、朝にヨガをやってコーヒーを飲んでから出勤したい
毎日1本は映画を見てから寝る生活をしたい
など、自分がやりたいことを考えればOKです。
◎どうすればできるかを考えよう
実現したい生活をイメージしたら、どうやればできるのかを考えましょう。
例えば、僕の場合だと経済的な余裕を作るためにはスキルアップが必要。勉強しつつ行動も始めてみようとなりました。
その上で、時間をどうやって捻出できるのかを考えていきます。
なんとなく参加している飲み会をやめて、早く帰って寝る。翌朝早起きをして朝活をするのはどうだろう?
といった感じ。
最初から高い理想を掲げる必要はありませんが、少しでも理想の生活に近づけるように生活を変えてみましょう。
僕は朝活といっても早起きができなかったので、まずは15分早く起きて読書をするということから始めました。
1年が経つ頃には2時間早い5時に起きて活動ができています。継続することが大切ですよ。
◎不要なものは手放そう
実現したい生活を考え、どうしたらできるかまで考えたら、必要ではなく邪魔になりそうなモノを手放していきましょう。
暇つぶしにしかやらなくなったゲーム機。読まないけど置いてある漫画など、ついつい時間を消費してしますものは思い切って手放してみるのがおすすめ。
他にもカーペットを手放して掃除の時間を減らしたり、服の数を減らして洗濯物はハンガーにかけて収納すれば完結する状態を作ったりもしました。
モノに限らず飲み会やスマホの時間を削減するのもおすすめですよ。
【関連!おすすめ記事】
簡単で失敗しないモノの手放し方。シンプリスト、ミニマリストを挫折なく目指せる!
■継続をしたいなら環境を整えよう

繰り返しになりますが、継続ができないのは意志が弱いからではありません。
たとえどんなに意思の強い人でもダイエットをしようとしているのに、いつも目の前に美味しそうな食べ物があれば食べてしまう危険が高まります。
同じように筋トレを頑張っている人でもジムまで2時間という環境下では筋トレをするのが嫌になってしまうかもしれません。
要は、やりたいと思っていることがやりやすい環境を作ることが大切なんです。
そのために有効な考え方がシンプルライフ。
時間は有限。どうでもいいことに時間を費やしていたらやりたいことなんてできません。
まずは、「自分がやりたいと思っていることはなんだろう?」ということから考えてみませんか?
【関連!おすすめ記事】
ミニマリストとシンプリストはどちらがおすすめ?毎日を充実させる生き方。
ストレスが多い人におすすめ!ミニマリストになると解決するストレス!
「時間がない。」を解消する。20代におすすめのシンプルライフ。
参考:
ミニマリストとシンプリストの違い〜シンプルライフの考え方〜
シンプリストとミニマリストの違いは?どっちを目指せばいいの?
最近のコメント