
実家暮らしでまともに家事をやったことのない人はもちろん、家事をやっているつもりになっている人も相手を怒らせてしまい、せっかく幸せな同棲生活が殺伐なものになってしまいかねません。
共働きの同棲生活はお互い大変なことも多いので、男性も家事を行う必要があります。同棲生活を成功させるために男性が気をつけたポイントはなんなのでしょうか?
この記事では、家事が得意ではない男性が、彼女にストレスをかけることなく円満に家事を行うための方法をお伝えします。

【本記事の内容】
- 相手を怒らせるポイントって
- 円満な家事の方法
- 家事を楽しむためのマインド
現在同棲生活4年目。実家暮らしで家事なんてほとんどしなかったにもかかわらず、同棲後料理(朝昼晩)、洗濯、買い物、ゴミ捨て、掃除(部屋全体、トイレ、お風呂、キッチン)などの家事をこなす主夫になっています。
■相手を怒らせるポイントって

そもそも相手を怒らせるポイントってなんなのでしょうか?これを理解しておかないとなにをやっても怒らせてしまう悲惨な同棲生活になってしまいます。
全く協力的ではない
家事は全部相手に丸投げしてしまうパターン。例えば、休日相手が掃除しているのに寝ている。ご飯を作ってもらうことが当たり前になってずっとテレビを見ている。食べ終わったらそのままゴロゴロする。家事は女性がするものと勘違いしている人に多いです。
彼女はお母さんではありませんし、ましてや召使いではありません。
どれだけ家庭的で人がいい彼女でも、次第にストレスが溜まり最終的には爆発するかもしれません。
言われたらやるスタンス
「え、おれけっこう家事しているのに!」と自分としてはやったつもりになっているのに相手にストレスを与えてしまうパターン。このケースは言われたらやるというスタンスの人に多いです。
掃除機をかけてほしいと言われるまで掃除をしない。食器を洗うのは頼まれた時だけ。お風呂を洗うのも指示を受けてから・・・思い当たる節はありませんか?
指示を出すのだってかなりのストレス。
仕事に置き換えて考えてみてください。同じプロジェクトを進めているのにあなたから頼まれるまでボケーっとスマホをいじっている人がいたらイラッとしませんか?「自分で考えて動けよ!」って思いますよね?
まったく協力しないよりマシですが、動かないとやってくれないダメな彼氏になってしまいます。
家事が雑・気が利かない
自分から家事をするのにそれでも相手を怒らせてしまうパターン。このケースは仕事ぶりに問題があったり細かいニーズを満たせていないことが多いです。
例えば、食器を洗ったが思いっきり汚れが残っていたり、洗濯物を干したけどシワシワだったり。ゴミをまとめて捨てたけど次のゴミ袋を設置しなかったり。
相手からすると「やってくれてはいるけどこうしてほしい・・・」と思ってしまいます。一緒に使う人のことを考えないと気持ちよく過ごすことはできませんよね。
もっとも、このケースの場合相手の要求が高すぎることもあるので、お互いが求めている家事レベルを一度合わせてみるといいでしょう。
感謝をしない
家事をするしないに関わらず、相手に対する感謝を忘れてはいけません。自分の代わりにやってくれたら「ありがとう」というのは当然ですし、自分がやっている時も「他の家事をやってくれてありがとう」と思うべきです。
■円満な家事方法

では、円満に家事をおこなうためにはどうしたらいいのでしょうか?原因がわかったところで3つの対策方法をお伝えします。
主体的に率先してやろう
まず第一に、自分から率先して家事をやりましょう。指示待ち人間がいらないのは職場だけではありません。ルンバに取って代わられてしまいます。
「仕事で疲れているのに」というのは相手も同じ。できることは自ら率先してやるようにしましょう。自分で動くと「あ、これも一緒にやっておこう!」など気づきも得られます。
家事の方法を確認する
彼女のやり方があったり、あまり得意でない分野は積極的に聞くようにしましょう。
どうやってやったらいいのかを聞いておくとせっかくやったのに怒られるなんてことはありません。
もしあなたのやり方があるのであれば、「こういうやり方でもいい?」「こっちの方がいいと思うんだけどどうかな?」とすり合わせをしておくと後々円滑に進みます。
感謝を忘れない
これが一番大切なのですが、いついかなる時でも感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
家事をしなくて感謝もしない人は同棲を解消されるのも時間の問題。たとえ家事をしていても感謝をしない人はそれだけで台無しです。
感謝をされると嬉しいのは仕事も家事も同じ。好きな人から感謝をされたら嬉しいに決まっています。
自分の代わりにやってくれたら「ありがとう」と言葉にして伝えましょう。
■家事を楽しむためのマインド

「主体的に家事をやらないといけないのは分かったけど、家事が本当に苦手で苦痛・・・」という人のために、家事が楽しくなる方法をお伝えします。
かっこいい彼氏(旦那)になっていることを自覚しよう
残念なことに日本はまだまだ「女性が家事をするもの」という考えが残っています。だから、家事をやるというのはそれだけでポイントがかなり高くなります。
彼女が家事をしているのにテレビの前でゴロゴロしている彼氏と、彼女に言われる前に家事を終わらせ一緒にテレビを見る彼氏。どっちがかっこいいかは明白ですよね。家事をすると各局見えるということを理解するとモチベーションアップにつながります。
最初はうまくいかないことを理解しよう
たかが家事と思うかもしれませんが、最初からうまくいく人はいません。
始めたては段取りが悪いでしょうし、気づかないこともたくさんあるはず。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、やっていくうちに簡単にできるようになることを理解しましょう。
タスク化しよう
家事だって突き詰めれば仕事の一つ。論理的思考に長け効率性を重視する男性は本来得意な分野なのです。
漠然と「家事をやる」と考えずに、
掃除=棚の埃を落とす+掃除機をかけるとしたり、
ゴミ捨て=ゴミ箱を持ってくる+ゴミ袋にまとめる+捨てる+ゴミ袋を設置する
と考えるとタスク感覚で簡単にこなせます。
■まとめ
- 主体的に率先して家事をする
- 家事の方法を確認する
- 感謝を忘れない
主体的に家事をこなせる人は相手からも見直されますし、フラれるリスクも減ります。
これは同性に限らず結婚生活でも同じ。家事に全く協力的ではないと奥さんに愛想を尽かされてしまいますよ。
家事は苦手なんだよね。女性がやるものでしょ?と思っているのであれば、職場で同じことをいってみてください。どうなるか予想がつきますよね。
やっていくうちに絶対に上達するので、同棲を始めるのであれば自ら進んで家事をやろう!というマインドセットだけで十分。
円満な同棲生活をお過ごしください。
参考:
https://dousei.syo-sin.info/
https://www.chintai.net/news/2018/11/08/48912/
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