
最近朝活が注目されていますよね。ですが、実際に挑戦してみても早起きができずに挫折してしまう人もいるのではないでしょうか?
朝に行動をすることで、作業効率がアップしたり健康的な生活が送れるなど様々なメリットが。
できることなら早起きをして朝活をしたいですよね。
この記事では、
- 早起きができない原因
- 早起きをするコツ
- 実際に早起きをして感じた変化
についてお伝えをします。
僕自身、社会人になってから6年近く毎朝5時半に起きて朝活を続けています。
ですが、学生時代は遅くまで遊んで昼過ぎまで寝ているという生活をしていました。
徐々に早起きを習慣化させた方法を実体験からお話ししていきます。
■早起きができない原因

なんで早起きをするのって大変なんでしょう。
早起きができないのには原因があります。
◎眠っているのが幸せ
大前提として、眠っていることは幸せなことです。
人間の三大欲求のうちの一つを満たしているわけですから。
早起きをするということはこの欲求に抗わなければならないんです。
簡単にできるはずがありません。
まずここを押さえましょう。
◎目的がない
繰り返しになりますが、三大欲求の一つに抗うのですからそれなりの理由が必要になります。
「なんとなく早起きしたほうがいいと思って・・・」なんて甘い考えでは起きることができません。
だって、寝ていることは幸せなんですから。
特に起きたての寝ぼけた状態では、「もう少し寝てしまおう」と思っても無理はありません。
寝ているよりもやらなければいけないこと、睡眠よりも魅力的なことを用意しておかなければ睡眠欲求に勝つことはできないのです。
◎睡眠時間を削っている
睡眠時間を削った早起きは間違いなく成功しません。
睡眠は人間の体の機能を維持するのに非常に重要な要素だから。
必要な睡眠が足りていなければ、早起きどころではないのです。
仮に1日2日程度であればなんとかなるかもしれませんが、習慣化させるのは難しいでしょう。。
ダイエットをするにしても過度は食事制限は健康に悪いですよね?あれと同じです。
◎睡眠の質が悪い
十分な睡眠時間を確保できていたとしても、睡眠の質が悪ければすっきりと目覚めることはできません。
質が悪く必要な睡眠がとれていないからです。
「昨日は早く寝たはずなのになぜか眠い。」って経験ありませんか?
眠い状態で早起きをしようとしても睡魔に勝てず二度寝をしてしまうのがオチです。
時間だけではなく睡眠の質を高める必要があります。
◎いきなり早く起きようとする
人間の体内時計はかなり正確で、「だいたいこの時間に起きてこの時間に寝る」というリズムが形成されます。
海外旅行などで時差ボケしてしまうのもこの体内時計が原因。
「現地は昼間でもいつも寝ている時間だから眠くなってしまう。」という仕組みです。
そのため、これまで7時に起きていた人が5時に起きようとするとしんどいのも無理はありません。
だって体は「まだ寝ている時間だ」と思っているんですから。
いきなり早起きをしようとしても体内時計が狂ってしまい睡魔が強くなってしまうのです。
◎起きる時間がバラバラ
同様に起きる時間がバラバラでも早起きが定着しにくくなります。
体内時計が定まらずリズムが作れないから。
平日は早く起きるけど、休日は昼過ぎまで寝ているなど、起きる時間や寝る時間がバラバラだといつまで経っても早起きがつらいままでしょう。
◎環境が悪い
早起きをするのに適した環境と適していない環境は少なからずあります。
例えば、冬の寒い日に起きる時、部屋が寒かったら布団にこもっていたくなりませんか?
ただでさえ睡眠の欲求が強いのに、「外は寒くてお布団が気持ちいい」なんて要素まで加わったら勝てるはずもありません。
他にも、光が入ってきにくい部屋。布団にダイブしやすい環境なんかも危険。
切り替えがうまくいかず二度寝の原因になってしまいます。
■早起きをするコツ

ここまでは早起きができない原因についてお伝えしました。
何度でも言いますが、睡眠は人間の三大欲求。
寝ている時の幸福感って半端ないので早起きを失敗してしまうのも無理はありません。
では、人類はOFUTONに勝てないのでしょうか?
そんなことはありません。この章では早起きをするコツについてお伝えします。
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◎早起きする目的を明確にする
まずは早起きをするためのマインドセットをおこないましょう。
「いきなり精神論かよ!」と思うかもしれませんが、これがバカにできないんです。
というのも、「寝ていること=幸せなこと」である以上、どうしても睡眠が優先されてしまいます。
「あとちょっと寝れるzZZ」って感じですね。
この状態から、「寝ている(幸せなこと)<早起き」という意識に変えなければなりません。
「寝ているのは幸せだけどやりたいことがあるから起きないと!」というマインドセットに変える必要があるのです。
目的があれば人は目覚めます。
「余裕を持ちたいから少し早起きをしよう」ではなくて、
「この電車に乗りたい」「読みたい本がある」「資格の勉強がしたい」「ダイエットのためにランニングがしたい」など明確な目的を持つことによって早起きの成功率は格段に高まります。
◎夜早く寝る
睡眠時間を削った早起きは成功しません。
「もっと寝ていたい」という体の欲求が強くなってしまい抗えなくなってしまうからです。
1日、2日であれば乗り切れるかもしれませんが、常態化すると日中睡眠不足に悩まされる原因に。体調を崩してしまう原因にもなってしまいます。
そのため、睡眠時間の確保はマスト。
早起きをするのであればその分夜早く寝るようにする必要があります。
◎睡眠の質を高める
睡眠時間の確保と同様に、睡眠の質も重要になります。
いくら早く寝たとしても睡眠の質が悪ければ寝不足に苛まれるでしょう。
就寝の3時間前の食事。湯船に入ってリラックス。ストレッチをして血行をほぐす。寝る30分前からはスマホを見ないなど、睡眠の質を高めましょう。
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◎生活リズムを整える
早起きができる体内時計に整えることでムリなく早起きをすることが可能です。
「平日は早起きをして休日は昼過ぎまで寝ている。」という状態ではいつまで経っても体内時計が整いません。
休日でも平日と誤差2時間を目指して起きるようにしましょう。
◎15分ずつ早起きをする
いきなり1時間以上早起きをすると体に大きな負担がかかります。
軽い時差ボケのような感じ。
1ヶ月くらいすると慣れてきますが、多くの人がそのきつさに挫折してしまいます。
おすすめは15分ずつ早起きをすること。
15分であればストレスも少なく起きることが可能です。慣れてきたらさらに15分早く起きるようにしてみましょう。
「たった15分」と侮ることなかれ。15分早く起きられれば本も読めるしストレッチもできる。朝ごはんもゆっくり食べることができます。
「どうしてもやりたいことがあるから頑張って1時間早起きをする!」というのであれば応援しますが、挫折してしまっては元も子もないので、15分から始めることをお勧めします。
◎起きやすい環境を整える
二度寝をしないように起きやすい環境を整えましょう。
目覚まし時計の数を増やす。ベットから立ち上がらなければ届かないところに時計を置いておく。
日の光が差し込むようにカーテンを少し開けておく。
起きたら立ち上がってすぐに布団を畳むのもいいですね。
特に冬場はOFUTONの破壊力が最大になるので要注意。
エアコンのタイマーをセットして起きるときには部屋が暖かくなるようにしておきましょう。
◎他の人に協力を仰ぐ
一人では続けられない早起きも他の人と協力すれば続けることが可能になります。
友達と一緒にはじめてお互いにおこしあうのは効果的な手段です。
最近ではオンライン上での朝活も活発なので、そういったコミュニティーに参加してしまうのもいいですね。
一人で続けると心が折れそうになりますが、他の人も早起きをしていると思うと、自分も「起きなくては!」という気になります。
■実際に感じた早起きの変化

以上の方法で僕は早起きを習慣化しました。
「大変そう・・・」と思うかもしれませんが、早起きをすることでさまざまなメリットがあります。
実際早起きを習慣にしてみて感じた変化についてこの章でお伝えをします。
◎半年後には気づけば5時おきになった
僕は「早起きをするコツ」でも書いたように15分ずつの早起きをしていきました。
最初は「15分早く起きてランニングしよう」というところから、「もう15分早く起きてストレッチをしっかりしよう」「読書する時間も欲しいからさらに15分起きよう」
みたいな感覚で徐々に早く起きるように。
半年が経つ頃にはそれまで7時おきだったのが5時起きになっていました。
15分ずつ早く起きていたので、それほど大変に感じませんでしたし、「これがやりたい!」と思って早く起きていたので睡魔に負けることもありませんでした。
◎朝の時間でできることが増えた
早起きをすると朝の時間が格段に増えます。
僕の場合、早起きをする前は7時に起きて8時前に出発、8時半過ぎから仕事という感じでした。
それが
5時:起床。顔を洗って着替える。
5時10分:瞑想
5時20分:ストレッチ
5時30分:ランニング
6時:シャワーを浴びて身支度を整える
6時30分:朝食
7時:読書
という生活に変わりました。
最近では、ブログを書いたりもしているので、瞑想をしたらもっぱら執筆活動にあてています。
朝の時間がかなり多くなっています。
◎やりたいことに時間が使えるようになった
朝に活動をするとやりたいことに時間が使えます。
雑音が少なく集中ができるからです。
夜であれば、残業や飲み会などで計画通りに時間が使えないかもしれません。
せっかく時間を確保しても、疲れていたり面白いテレビがやっていたりと集中できない可能性だってあります。
ですが、朝であればそういった心配は不要。
テレビもニュース番組くらいしかやっていませんし、友達は寝ているのでSNSに気を取られることもありません。
また、「せっかく早起きをしたんだから!」とダラダラすることもないので自分がやりたかったことに集中できます。
自分がやりたかったことに思う存分時間が使えます。
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◎毎日が楽しくなった
自分がやりたかったことに時間を使えるから毎日が楽しくなります。
「あれやりたいんだけど時間がない・・・」と悔やむことがないのです。
仕事に行く前に自分がやりたいことをやっているので、充実した感覚で仕事を始められるようにもなりました。
「今日も朝から楽しかった!仕事頑張ろう!」とポジティブな気持ちで1日がスタートします。
◎自信がついた
やりたいことができて充実した気持ちで1日がスタートするから、自分にも自信が持てます。
他の人がまだエンジンがかかっていない午前中に、バリバリと仕事をしているのも自信が持てる要因に。
人間の脳は午前中がもっとも働くと言われているので、その時間にエンジンがかかっているのはかなり有利ですよね。
また、大変な早起きがちゃんと継続できているということ自体も、自信が持てます。
「5時に起きているだよね」って言われたら「すごい!」ってなりますから。
こんなふうに早起きをすることで僕の毎日はかなり充実したものに変わりました。
控えめに言っても早起き最高です。
■まとめ

この記事では、早起きが失敗する原因から成功させるためのコツについてまでみてきました。
繰り返しになりますが、睡眠は三大欲求の一つ。
早起きはこの欲求に打ち勝たなければならないので大変なことです。
また、睡眠自体、人間に必要なものなので疎かにすることはできません。
そこを理解すると、早起きをするためには目的を持つことが必要ですし、体に負担をかけない方法をとる必要があります。
少しずつ起床時間を早めて体を慣らしたり、早く就寝したり、質の高い睡眠をとることですね。
睡眠を大切にしつつ、その上で早起きを習慣にしてください。
早起きを習慣にして朝の時間が充実すれば、毎日が劇的に充実してきます。
ムリのない早起きで素敵な毎日を!
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