「朝活をしたい」と考えた時、重要になってくるのは”早く起きるか”だけではなく、”どうやって早く寝るか”ということ。
睡眠時間を削って早起きをしても、日中寝不足で生産性が下がってしまいますし、体調を崩しやすくなってしまいます。
一方で、「できるだけ早く寝たい。でも仕事が終わってご飯食べてお風呂入ったら、結局寝るの24時近くになってしまう。」となかなか早く寝るための習慣がで作れない人もいるのではないでしょうか?
この記事では、早く寝るための方法についてお伝えします。
・朝活、早起きをしたい人
・寝不足に悩まされている人
・忙しくて夜寝るのが遅くなってしまう人
【この記事の内容】
- 睡眠の重要性
- 早く寝るにはどうしたらいいの?
- 早く寝る方法
- 夜早く寝られないという人へ
■睡眠の重要性

「朝活をしたい」と思ったら、早起きをする方法を考えるだけではなく、どうやって前日の夜早く寝るかを考えましょう。
睡眠時間を削って早起きをすると、日中眠くなってしまい様々な弊害を起こします。
◎頭が働かない
6時間睡眠を1週間続けた人の脳は、泥酔しているのと同じ状態なんだそう。
睡眠が不足した朝活をしても、頭が働きませんし、日中のパフォーマンスも落ちてしまいます。
せっかく朝の時間を確保しても集中できていないのであればもったいないですよね。
それどころか、日中の集中力が低下することで仕事が進まず残業。結果寝るのが遅くなる。など負のスパイラルに陥ってしまいかねません。
◎その他、体に悪影響がたくさん。
集中力の低下以外にも、睡眠不足は体へ様々な悪影響をもたらします。
睡眠不足によりストレスが増加しイライラしたり、ホルモンバランスの乱れによって肌荒れが起こったり。
とある研究では睡眠時間が1日5時間の人は7〜8時間寝ている人に比べて50%も肥満率が増加するのだとか。
睡眠時間が確保できないというだけでも辛いのに、ストレスが溜まり、肌荒れや肥満になってしまうなんて最悪ですよね。
なんとしても睡眠時間は確保しましょう。
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■早く寝るにはどうしたらいいの?

体への影響を考えると睡眠時間の確保は必須。
早起きをする際はその分だけ早く寝る必要がありますね。
では、どうやったら早く寝ることができるのでしょうか?
この章では、早く寝るために押さえておくべきポイントについてお伝えします。
◎早く起きるリズムを作ろう。
早起きをするためには早く寝ることが重要なのと同じように、早く寝るためには早く起きることが重要なんです。
なぜなら、人間の体は太陽の光を浴びてから16時間後に眠くなるようになっているから。
つまり、朝早く起きれば自然と夜も早くに眠たくなるわけです。
そのため、早起きのリズムを作ることで夜寝る時間も早くなります。
◎ムダを減らそう
「仕事して帰宅してご飯食べてお風呂入ったらもう24時。時間なんてないよ。」と思っている人もいるかもしれません。
ですが、本当にそうでしょうか?
残業しないように日中集中して仕事に取り組めた?
明日でもいい仕事をやっていなかった?
ご飯を食べた後にテレビを見ながらダラダラしていない?
寝る前にスマホを見て時間が経っていない?
などなど、僕たちの生活にはムダな時間がけっこうあります。
もちろん、リフレッシュすることも大切なので、「そうした時間をすべてなくせ」ということではありません。
ですが、際限なくダラダラしてしまっては当然寝る時間も遅くなります。
ゆっくりするにしても時間を決めてちょっとにするなど、メリハリをつけましょう。
■早く寝るための方法

早く寝るためには早寝早起きのリズムを作ることと、日中のムダを減らして早く寝られる状態を作ることが大切です。
ただ、実際に取り組まれている方ならわかると思うのですが、早く寝るってめちゃくちゃ難しい。
早く寝ようと思っても気づいたら24時なんて経験もあるのではないでしょうか?
この章では、より具体的な早く寝るためのコツをお伝えします。
◎夜は何もしないと決める
「夜はなにもしない」と決めて過ごすしてみるのがおすすめです。
ついテレビを見てしまったり、スマホでSNSや動画を見てしまったりとなにかをしてしまって時間が過ぎてしまうから。
夜は「帰ってご飯を食べたら寝る支度をする時間」くらいの感覚でいるようにしましょう。
帰宅したらご飯・お風呂・洗い物など最低限の家事以外は、なにもしないように過ごしてみてください。
◎スマホは立って触る
ついつい時間を奪う恐ろしいツールとしてスマホがありますよね。
ちょっとSNSを見るつもりが気付けば30分なんてことも。
そんな対処法として、スマホを触るときは立ちながら。と決めておくのがいいです。
立ってスマホを扱うことによってダラダラ続けることがなくなります。
◎やりたいことは朝に回す
夜に趣味の時間をとってしまうと、どうしても寝るのが遅くなります。
やりたいことは朝に回すようにしましょう。
趣味、家事、勉強、仕事、ジョギング、SNSチェック、など。一人でできることであればむしろ朝にやった方が効果的です。
朝の2時間は昼の8時間に匹敵をするとも言われているため、朝にやった方がより集中できますし、好きな時間を満喫することが可能。
僕もブログの執筆やSNSのチェックは全て朝におこなうようにしています。
◎寝る前のルーティンを作る
「つい夜に趣味の時間やダラダラタイムを設けてしまう。」という人は夜のルーティンを作ってしまうのもおすすめです。
朝起きてから会社に行くまでって基本的に毎日似たような動きをしませんか?あれと同じです。
僕の場合、仕事が終わったら30分くらいでご飯の用意。30分でご飯を食べて片付け。その後30分筋トレ。お風呂に入ってスキンケアを実施。ストレッチをして本を読む。
というルーティンを確立しています。
ルーティンがあると、ムダな行動が減り早く寝る準備が整います。
◎仕事を終える時間を決める
当然ながら、遅くまで残業をしていては、その分だけ寝る時間が遅くなります。
そのため、できる限り残業がない状態を目指しましょう。
「一生懸命仕事をしているけど残業が発生してしまう」という人もいるかも知れませんが、果たして本当にそうでしょうか?
常に集中して仕事ができる仕組みづくりはできていますか?
効率化ができる状態になっていますか?
隙間時間は有効活用していますか?
改めて見直してみると、意外に無駄が多かったりします。
今日は○時までに上がるぞ!と目標を立て、そこから逆算して行動をすれば、よほどのイレギュラーな事態がない限り残業が発生しなくなります。
◎通勤時間を短くする
通勤時間を短くするとその分だけ早く寝られる可能性が高まります。
僕ももともと1時間かけて出社していたのですが、引っ越しをして通勤時間が半分に。リモートワークが主体となった今では通勤時間はゼロになりました。
「そんな簡単に引っ越しなんてできない」という人もいるかも知れませんが、通勤時間にもあなたのコストがかかっていると考えてみてください。
できるだけ通勤時間を減らした方が有効ですよね。
◎家事を効率化する
家に帰っても家事が多いと寝るのが遅くなってしまいます。
できるだけ簡単に済むよう工夫をしましょう。
例えば料理は週末に作り置きをしたり簡単に作れるメニューで用意する。
掃除はクイックルワイパーでささっとおこなう。お掃除ロボットを導入してみるのもいいですね。
朝にできる家事は朝に回すのも一つの手です。早く起きるため家事をする時間だってあります。
■「夜早く寝られない」という人へ
ここまで睡眠時間の確保の重要性や、早く寝るためのコツについてお伝えをしてきました。
ですが、最終的に大切になってくるのは本人の意思。
「今日は早く寝るぞ!」と行動できているかどうかです。
◎夜にもやりたいことがある人へ
「夜は夜でやりたいことがあって早く眠れない」という人もいるかもしれませんね。
そんな方は、
・優先順位は朝活と夜活どちらの方が高いのか?
を考えてみるようにしてください。
早起きをしたい理由があれば、早起きに向けて準備をする必要があります。
そして、朝活と夜活でどちらの方が優先順位が高いのかを考えると自ずと結論が出てきます。
◎ムリに朝活はする必要ない
僕は朝活は素晴らしいものだと思っています。
ですが、決してムリに朝活を勧める気はありません。
なぜなら、なにが楽しいかなんて人それぞれだから。
夜にラジオを聞いて作業しているのが好き。仕事が終わってジムに通ってからのビールがたまらない。
など、夜に活動することで毎日が充実するのであれば朝活ではなく夜活をすればいいと思います。
いずれにせよ、睡眠時間の確保は必須。
もしあなたが「朝活をしたい」と思うのであれば、早く寝て素敵な朝活にしていきましょう!
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