
「せっかく断捨離をはじめたのに、モノがぜんぜん減らない。」
「気づいたら時間ばかり過ぎている。」
「どれも大切に見えてしまって結局捨てられない。」
「どこから手をつけていいかわからない。」
こんな悩みに直面している人もいるのではないでしょうか?
断捨離をする時は、ただモノを捨てればいいというわけではありません。
いきなり目の前のモノを捨て始めると、結局全然片付けられず挫折をしてしまう原因に。
大切なのは捨てる順番です。
この記事では断捨離で失敗しないための取り組む順番についてお伝えしていきます。
【記事の内容】
- 断捨離がうまくいかない理由
- 断捨離が成功する!モノを捨てる順番!
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■断捨離がうまくいかない理由

断捨離がうまくいかない=なかなかモノが手放せない。という状態になってしまうのにはいくつか原因が考えられます。
まずは断捨離がうまくいかない理由についてみてみましょう。
◎とりあえず何か捨てようと思っている
断捨離をするときに「とりあえずいらないモノを捨てていこう。」と思っていませんか?
「いらないモノを捨てる」というのは間違いではないのですが、ではその「いらないモノ」ってなんなのでしょう?
この「いらないモノ」という曖昧な定義のまま進めてしまうと断捨離は間違いなく失敗します。
なぜならモノを手放すってパワーがかかるから。
曖昧な定義の状態で「これは自分にとっていらないかな?」と毎回考えてしまっては疲れてしまい挫折してしまうのです。
そこで、まず行うべきは自分が目指す姿を考えること。
「どうなりたいか」「どんな生活をするとテンションが上がるか」ということを考えましょう。
目指す姿が決まれば自分にとってなにが必要で大切なのかということも見えてきます。
大切なモノがわかるとそれ以外は不要なモノとなるので手放すモノも見えてくるのです。
◎順番を無視して取り組んでいる
断捨離をするときにどのような順番で取り掛かっていますか?
「順番なんて考えたことない。」という人も多いはず。
ですが、先ほどもお伝えをした通り、モノにはパワーがあるため簡単なものから取り掛からないと疲弊してしまいます。
例えばアルバムや記念品など思い出の品から取り掛かろうとすると、「うわぁ、懐かしい」と思い出に耽ってしまい、片付けが全然進まなくなります。
結局、「どれも大切な思い出だから捨てられない」と挫折することになりかねません。
ですが、手放しやすいものから取り組むようにしておけば、家の中はどんどん片付いていきます。
徐々に手放す力もつくので最終的に思い出の品など手放しにくいものに取り掛かっても大丈夫。
いいリズムが生まれて躊躇なく手放せる状態ですね!
断捨離の成功確率もグンと高まります。

■断捨離が成功する!モノを捨てる順番!

正しい断捨離の順番というのはざっくりいうと
の順番です。
この順番は基本的には、片付けのコーチとしてベストセラー「人生がときめく片づけの魔法」を出版されている、こんまりさんもおっしゃっていることです。
僕はその中でキッチンや水回りなど生活用品を加えています。
なぜこの順番がいいのかというのはこれから説明をしていきます。
◎まずは自分にとってなにが大切かを考えることから
モノを手放す順番について説明をする前に、なんといってもやるべきことは「自分にとってなにが大切かを考えること」です。
これはもう絶対。0番目に入れておいてください。
自分にとってなにが大切かを考える際は理想の生活を思い描くようにしましょう。
たとえば、「冬はこたつでご飯を食べたい」と思ったらこたつテーブルを大切にするのでダイニングテーブルは不要に。
「料理が好きだから毎日作った料理が映えると嬉しい。」と思ったら食器はこだわりのものに。という感じ。
「ダイエットをしてモテたい」「将来的には会社に属さない働き方がしたい」といった願望もOKです。
なりたい姿があればそのためになにをしなければいけないかも決まるから。
僕の場合、痩せて引き締まった体を手に入れたいという思いから、トレーニングする時間や筋トレグッズが大切なモノに。
一方で、お菓子やダラダラしてしまう漫画やゲームは不要なモノと手放すことになりました。
このように、自分がなりたい姿や大切なモノを考えることで手放すモノも決まるようになってきます。
◎最初の断捨離:衣服
断捨離に取り掛かる際は衣服類から取り掛かるようにしましょう。
この時の衣服には靴や鞄も含まれます。
なぜ最初に衣服から取り掛かるのかというと
手放しやすい
という2点があるから。
基本的に衣服なんてクローゼットの中にあるので、まとめて考えやすくなります。
そして、もう好きではない服や、「サイズが合わない、ボロボロになってしまった」という理由で不要となった服も多いので手放しやすいカテゴリーなのです。
衣服を片付ける時は、一度全部床に広げてしまうのがおすすめ。
収納されているとなかなか気づくことができませんが、出してみると「こんなにあったの?」と驚くはずです。
全部出した上で、自分にとって必要な服を選ぶようにしていきましょう。
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◎二番目の断捨離:本
衣服の次に取り掛かるものとしておすすめは本です。
よく「本だけは捨てられない」という人もいるほど、本は捨てにくいモノとされています。
ですが、個人的には手放し方さえ知っておけばかなり処分しやすいモノだと思います。
なぜなら、
出張買取サービスも多い
何度も読む本って実は少ない
から。
本を手放すときにまず第一に考えて欲しいのが、「あなたはなんで本を買ったのか?」ということ。
インテリアとして本が欲しくて?…だったら置いておくだけで意味がありますが、普通はそうじゃないはず。
読んで楽しむためや学びを得るためですよね。
そう考えると、本棚に置いているだけの本は役目を果たしていないことに気づくはず。手放しちゃっていいんです。
手放すと決めたら、一度本棚の本を全て床に出してしまいましょう。
こんまりさん曰く、「終われている状態は眠っているのと同じ。」気配がないので的確な判断ができなくなってしまうのです。
まずは床に出すことによって、「こんなにあったんだ!」とか「これはもう読まないな」って気づくことができます。
本を床に出したら、その中で、これから先も読みたい本を選んで本棚にしまいましょう。
このとき「読むかも?」というものは戻さないよう要注意。間違いなく読みません。
実際僕も家の中に数百冊の本があったのですが、実際にまた読む!と思って戻したほんは10冊程度でした。
残った本は捨てるのももちろん可能ですが、買取サービスを申し込んでおくのもおすすめです。
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◎三番目の断捨離:書類
三番目の断捨離は書類です。
書類は必要か不要かの判断がつきやすいので手放しやすいジャンルです。
チラシや明細書、仕事でもらった書類、お子さんがいる家庭であれば、学校からのプリントなどもあると思います。
基本的にこれらは全捨ての感覚でいきましょう。
流石に0枚にできることはないですが、それくらい捨ててしまってもいいものばかりということです。
選ぶ時は「今使っている」「しばらく必要である」「ずっととっておく」の3つ。
それ以外は手放してしまって構いません。
◎四番目の断捨離:生活用品
四番目の断捨離は生活用品です。
キッチンにある調理器具や食器、食材など。トイレの掃除道具、お風呂グッズなどですね。
基本的に、片付ける時は場所ごとではなくモノごとが鉄則ですが、生活用品は幅が広いので、その中でも場所別に見ていくのがいいと思います。
キッチンだろうがトイレだろうが洗面台だろうがやることは変わりません。
まずは全部出す。その上で自分にとって必要なモノをしまうようにしていきましょう。
全部出すことによって「あれ、まだストックあった」とか、「うわ、賞味期限がもうすぐ切れそう。すぐに使わないと」ということに気づくことにもつながります。
とくに食品系のモノは賞味期限が存在しています。
冷蔵庫の中を見てみるととっくに切れた調味料が出てくることも。
もったいないですが、「二度とこんなことはしない」と反省をした上で手放していましょう。
そのほかの場所でも定期的に断捨離をして全部一度出してみることによって、本来不要だった買い物を防止することにもつながりますよ。
◎五番目の断捨離:小物
ここまで片付けてしまうと家の中はだいぶ片付いている状態に。
一方で、いろんな所を片付ける中ですぐに捨てられる小物にも多く出くわしているはず。
例えば、何本もある試供品のボールペン。なにに使うかわらかないコード。いくつもある充電器。箱。などです。
見つけたタイミングで捨ててしまって良いのですが、迷ってしまうのであれば、あとで判断するためにまとめておきましょう。
まとめておくことで、いざ取り掛かるときに「こんなにあるの?」と気づくことに。これは必要というモノは残しておけばいいのですが、そうでないモノは手放しちゃってください。
ちなみに、我が家にはなぜか大量のボタンがありました。
予備のボタンを取っておいたみたいなのですが、そもそも裁縫セットがどこにあるかもわからないのでボタンをつけることがあるわけもありません。
まとまった大量のボタンは捨ててしまいました。
◎六番目の断捨離:思い出の品
最後に取り掛かるのが思い出の品。
ここまできたらあなたの中でモノを手放すことに慣れてきているので、手放すことへの抵抗も少なくなっているはず。
もしかすると「もっと捨てたい」と思うようになっているかもしれません。
で、満を辞して取り掛かる思い出の品なのですが、個人的には本当にいらないモノを手放すだけでいいと思ってます。
なぜなら、写真や手紙など思い出の品のほとんどが、希少性の高いモノであり他に買い直すことが聞かないモノだから。
もちろん、なにからなにまで残しておくべきとはいいません。
実際我が家も、旅行したときに思い出として買った小物などは手放してしまったりしています。
一方で写真や自分が表彰された時のトロフィーなんかは手放さずとっています。
それでも、「思い出の品も不要だから手放す!」ということであれば、応援します。
一度に集めて処分してしまいましょう。
ちなみに、このとき写真や手紙はデーター化してしまう。トロフィーなども写真を撮って保存しておく。ということもできるので、現物はいらないけどデータでは持っておこうって人はご検討下さい。
■片付けを成功させるコツ
今回は断捨離を成功させるためのコツについて見ていきました。
何度もいいますが、モノを捨てるには決断をするパワーが必要。
そのため、お伝えした通りの順番で取り掛からないとうまくいきません。
また、そもそも片付けを成功させるためにも順番が大切です。
その順番とは
②モノを整頓する
というもの。いきなり収納術に頼ってしまっては確実に失敗してしまうのです。
まずは順番を守って断捨離をすることから。
モノを手放しやりたいことに集中できる暮らしを作りましょう!
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